*

SSDの容量に様々な表記がある理由

公開日: : 最終更新日:2016/07/29 OA機器

R085

ノートパソコンのストレージといえば、SSD(ソリッドステートドライブ)がだいぶ定着して来た様に感じます。

いまだにHDD(ハードディスクドライブ)に比べると割高感は否めませんが、その処理速度はやはり魅力的です。

 

ところで最近では様々な容量のSSDを見かけるようになりました。

今回はこのSSDの容量について整理してみたいと思います。

 

 

SSDとは

すでにご存知の方が多いとは思いますが、SSDとはHDDの代わりに記憶装置として使用するフラッシュメモリのことです。

HDDの様に回転する部品がないので、振動や衝撃に比較的強く、持ち運ぶことも多いノートパソコンでは積極的に採用されています。

 

また、HDDに比べて読み込みのスピードが速いのも特徴で、OS(オーエス)の起動時間などでそのスピードの差を実感出来ます。

 

ただし、容量当たりの値段が高いのがデメリットで、現在では256GBで1万円を切る価格というのが相場です。(原稿執筆時)

同じ価格帯でHDDであれば、1TBのHDDが買えますので、やはり価格差は大きいですね。

 

 

SSDの容量

SSDの容量ですが、登場当初は32GBや64GBといった感じで、USBフラッシュメモリーやSDカードと同じ様に8や16の倍数で表示されているものがほとんどでした。

容量が大きくなっても、128GB、256GB、512GBといった具合です。

ノートパソコンのスペックを見るときも、250GBや500GBならばHDD、256GBや512GBならばSSDという感じでひとつの目安になっていました。

 

これは、1枚で8GBや16GBのチップを複数枚使用していることが理由になっています。

 

ところが、最近では120GBや250GB、500GBといった様に、HDDと同じ様な容量の表示がされた商品も多く見かける様になってきました。

 

しかし、実際に250GBと表示されているSSDに使用しているチップは16GBが16枚で256GBの容量があるものがほとんどです。

では、このおよそ6GBの部分はどこに行ってしまったのでしょうか?

 

これは「Over Provisioning」(オーバープロビジョニング)と呼ばれる予備領域に使用されていて、250GBと容量が表示されているSSDは256GBのSSDと比べてわずかにユーザーが使用出来る領域が少なくなっています。

 

ではなぜこの様な領域を設けるのでしょうか?

 

 

Over Provisioning

オーバープロビジョニングとは「余剰供給」という様な意味で、SSDで言えばあえてユーザーが使用できない領域を作ることで、「書き込み性能の向上」「信頼性と耐久性の向上」を図っています。

 

オーバープロビジョニング領域が多くとられた製品は高性能かというと、一概には言えません。

基本性能が高くないのを、オーバープロビジョニング領域で補っている事もあります。

 

もともと使用しているチップの性能が大きく影響しますので、安さにつられて購入したら、思ったより速くなかった、という様な事が起こる場合も考えられます。

 

 

まとめ

SSDの容量表示にはオーバープロビジョニングという、見えない領域が関係していました。

 

HDDもそうですが、SSDも同じ様に見えて性能差が結構あるものなので、製品選びは慎重に行いたいものです。

安くなってきたとは言え、まだまだ割高な商品なので買って後悔しない為には、使用しているチップの構成やオーバープロビジョニング領域にも気を配り、最適なものを選びましょう。

 

実際には250GB前後か500GB前後の商品で選ぶ事になりそうですが、最大容量では15TBという商品が発売になっています。

こちらはエンタープライズ(企業)向けということで、通常のノートパソコンに搭載するものではありませんが、ずいぶん大容量化も進んでいますね。

 

ちなみに価格も100万円近くするらしく、一体誰が買うのか良く分かりませんが機会があれば一度見てみたいものです。

 

出典元:https://www.sandisk.co.jp/home/ssd/ssd-plus-j26

 

リングロー株式会社

関連記事

5b4affd7fb06a86839aa02a97f3e15f4_s

仕事中に活用したい!パソコン周りの便利グッズ【バリバリお仕事編!】

仕事には欠かせないパソコン。最近ではパソコン周りの様々なグッズが発売されており、使用すること

記事を読む

0088

acerの新しいWindows 10搭載パソコンはデータ復旧サービス付き

  各社から、Windows 10をプリインストールしたパソコンが発売され始

記事を読む

0014

USBハブ付きのおすすめ製品の紹介

パソコンを使用する上で何かと出てくるUSB機器ですが、近年では様々なUSB機器の登場や充電利

記事を読む

0001

ポイントを押さえたパソコン保守で寿命を延ばす方法

一昔前と比べて、基本性能がグッと向上した現在のパソコン。出来れば長く使いたいですね。

記事を読む

0009

心機一転!オフィス移転時の注意点【複合機編】

オフィス移転は何かと手続きが多く、非常に骨の折れる仕事となります。 様々な視点で、様々

記事を読む

0051

プリンターを動かすために必要な、ドライバーとは?

   個人、法人を問わず、欠かせないデバイスとなったプリンター。ですが、プリンターが

記事を読む

0049

パソコンを購入時の状態に戻したい!リカバリー時の注意点

パソコンの動作がおかしい、ウイルスに感染して駆除できない、動作が遅くなってしまった。

記事を読む

0040

オフィス移転を機に電話も見直してみよう

オフィスで使用している電話は、一般的にはビジネスホンと呼ばれる業務用のもので、家庭用電話とは異な

記事を読む

R039

未来技術遺産に選ばれた3台のパソコン

この度、PC-8001とMZ-80K、MB-6890が見事、未来技術遺産に選ばれました。

記事を読む

nw

ネットワーク構成図を描こう!

みなさんの会社にはネットワーク構成図があるでしょうか? パソコンやインターネットの

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

%e9%9b%91%e5%93%81
オフィスの端に放置されたOA機器を一掃するチャンス!1都3県でOA機器を0円回収いたします!

いよいよ今年も残すところわずかとなりました。  

dash3
ボタンひとつで商品が届く、Amazon dashBUTTONとは

家に居ながら、色々なものが購入出来るネット通販はとても便利です

r078
スティック型PCの選び方

スティック型PCやスティックPCと呼ばれる、超小型のパソコンが

r076
大容量フラッシュメモリーでデータを持ち運ぼう

気軽にデータを入れて持ち運べる、USBメモリーやSDカード等の

r079
古いアナログ音源をデジタル化して蘇らせるには

最近アナログレコードの人気が再燃してきているというニュースを見

→もっと見る

  • @ringlogは、オフィス向けのITソリューションを提供するリングロー株式会社が運営するブログメディアです。PCやクラウド、スマートフォン、タブレットの導入に伴うお悩みにお答えします!

PAGE TOP ↑