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無線LANにおけるブロードバンドルーターの役割

公開日: : PC導入・交換

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 普段から何気なく利用しているインターネットですが、自宅で繋いでいる回線のほとんどは、ADSL回線か光回線ではないでしょうか。

 

 ブロードバンド回線の契約時にインターネット事業者からレンタルされている機器があると思いますが、それをブロードバンドルーターと言います。

 

 まずはブロードバンドルーターについて簡単に説明します。

 

 

ブロードバンドルーターの役割

 ブロードバンドルーターは、インターネットとパソコンをつなぐ役割を担っています。

 

 通常、インターネットに接続する際には、インターネット事業者からグローバルIPアドレスというものが1つ割り当てられます。このグローバルIPアドレス1つに付き、1台の機器をインターネットに接続することができます。

 

 そのため、パソコンを直接、インターネット回線に接続してしまうと、複数の機器でインターネットに接続することができません。

 

 そこで活躍するのが、ブロードバンドルーターです。ブロードバンドルーターには通常、複数のポートを備えるハブ機能が搭載されています。

 

 このハブ機能によってパソコンを接続するためのポートを増やすことで、複数機器を同時にインターネットへ接続することができるようになります。

 

 

複数機器を同時に接続する仕組み

 ブロードバンドルーターには、NAT/NAPT機能というものが備わっています。

 

 難しい説明は省きますが、この機能によってグローバルIPアドレスをプライベートIPアドレスに変換することで、1つのグローバルIPアドレスで複数台の機器を同時にインターネットへ接続できるようにしています。

 

Network Diagram

 

 上図のように、ブロードバンドルーターがインターネット事業者より割り当てられたグローバルIPアドレス(210.196.x.x)とプライベートIPアドレスを相互に変換し、複数台のインターネット接続を可能にするのが、ブロードバンドルーターのNAT/NAPT機能です(なお、上図のIPアドレスナンバーは一例です)。

 

 

無線LAN対応のブロードバンドルーター

 有線のブロードバンドルーターから右側の部分を無線LAN接続にしたものが、無線ブロードバンドルーターです。

 

 有線のブロードバンドルーターはパソコンなどの機器をつなぐポートが多くても4つ程度しかなく、さらに多くの機器を接続するには追加でハブを用いる必要がありました。

 

 今ではほとんどの機器が無線LANに対応し、無線ブロードバンドルーターが1台あれば、簡単に無線LANで複数機器を接続することができます。

 

 

不正アクセス防止にも役立つ

 ブロードバンドルーターは不正アクセスを防止することができます。

 

 悪意を持った第三者が外部から不正アクセスを試みた場合、ブロードバンドルーターまではアクセスできますが、そこから先(プライベートIPアドレスが割り振られている機器)はブロードバンドルーターにしか分からないため、アクセスすることはできません。

 

 最近のブロードバンドルーターには不正アクセス検知機能などが搭載されているので、インターネット回線へ直接パソコンを接続する場合に比べると、セキュリティー効果は高いと言えます。

 

 ただし、あくまで簡易的なセキュリティー対策なので、パソコン側にはセキュリティー関連のソフトウェアをインストールすることを推奨します。

 

 

まとめ

 ブロードバンド回線が主流になった現在、ブロードバンドルーターの知識が無くても簡単にインターネットへ接続することができるようになりました。

 

 それでも、それぞれの機器がどのような役割を担っているかを把握しておくと、トラブル時の早期解決に繋がります。

 

 もしインターネットがつながらなくなった時は、ブロードバンドルーターを再起動することで解決することが多くあります。ブロードバンドルーターは電源ボタンが無いモデルが一般的なので、コンセントを抜いてしばらく置いてから(1分程度)、再度コンセントをつなぎ直すことで再起動になります。

 

 インターネットの接続やルーターに関する基本的な知識が分かると、トラブル時の解決がぐっと早くなりますのでお役に立てば幸いです。

リングロー株式会社

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