失敗しない!ビジネス用ノートパソコンを選ぶ5つのポイント
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最終更新日:2016/09/29
PC導入・買い替え
毎日持ち歩きをするモバイルノートパソコンは、ここで紹介する5つのポイントを押さえておけば大丈夫!
ここでは毎日持ち歩いてもストレスの少ない最適なノートパソコンの選び方をご紹介します。
モバイル用途に必要なスペックとは?
パソコンの性能評価としてCPUやメモリー容量が一つの目安になります。
モバイルノートパソコンの場合は用途が限られるため、必要最低限の性能さえ満たしていれば困ることはほとんどありません。メールやOffice系アプリケーションを使う用途であれば、Celeron以上のCPUを搭載し、メモリーは最低4GBあれば十分です。
WordやPowerPointで数百ページになるようなファイルを扱う機会が多いのであれば、CPUをCore i3以上、メモリーを8GB搭載していれば快適に利用することができます。
サイズと重さは要チェック!
モバイルノートパソコンを購入する上で一番重要なのがサイズと重さです。僕は毎日ノートパソコンをビジネスバッグに入れて持ち運んでいますが、1.5キロくらいが持ち歩きの負担にならないラインだと感じています。
本体サイズはA4用紙より一回り大きい程度が出先でも嵩張らずに使えるサイズです。
このサイズであれば画面が見やすい13.3インチ液晶モデルも選択肢に入ります。購入の際にはノートパソコンを入れるビジネスバッグにきちんと入るかどうかを確認しておきましょう。
もう一つチェックしておきたいポイントは本体の厚さです。バッグに入れて持ち運ぶ場合、ノートパソコンの厚さが嵩張りの大きな要因になります。極力スリムなタイプを選ぶことも重要です。
液晶サイズと表面処理にも注意しよう
ノートパソコンのサイズは液晶サイズに大きく左右されます。大きな液晶を搭載した機種はその分本体サイズが大きくなります。
一般的なモバイルノートパソコンは10~13.3インチの液晶を搭載しています。現在では10インチ液晶を搭載したモデルの多くはタブレットに移行してしまいました。
12インチモデルもあまり多くありませんので、実質的には13.3インチの液晶搭載モデルが主流になりつつあります。このサイズであれば文字も読みやすくベストな選択と言えます。
ノートパソコンを選ぶ際に忘れがちなのが液晶表面のチェックです。液晶には光沢液晶(グレア液晶)と非光沢液晶(ノングレア液晶)の2種類があります。
モバイルノートパソコンは、様々なシチュエーションで使われることを想定して非光沢液晶(ノングレア液晶)が好まれます。光沢液晶は特に屋外では反射光によって画面がほとんど見えない場合があるので、ビジネス用途では好まれない傾向にあります。
キーボードの打ちやすさやキー配置は仕事のストレスに影響する
キーの打ちやすさは業務効率に大きく影響します。しかし、ノートパソコンはほとんどの部品が交換できません。可能であればキーボードは実機で触れて感触を確かめるのが良いでしょう。
また見落としがちなのはEnterキーの右側にキーが配置されているタイプのキーボードです。僕は業務上、いろんな方のパソコンに触れることが多いのですが、普段使い慣れているキー配置と異なると、ミスタイプをしやすくなります。サイズの制約上、一部のキーが小さくなっているモデルもあるので、購入前には必ずキー配置を確認するようにしましょう。
バッテリーは長時間モデルを選ぼう
最近のノートパソコンはほとんどの機種で長時間稼働するバッテリーを搭載しています。8時間以上のバッテリー稼働時間があれば1日中電源が無くても大丈夫です。
もし希望の機種でバッテリー稼働時間が短い場合は、オプションの大容量バッテリーを検討しましょう。万が一、外出先で電源を確保できなかった場合を想定し、バッテリー容量に余裕があるモデルを選ぶことがポイントです。
まとめ
今回はモバイルノートパソコンを選ぶ際に最低限確認しておきたいポイントを紹介しました。ここに挙げた5つのポイントを押さえて、購入時の検討材料にお役立てください。
また、わからないことがあれば、いつでもリングローにご相談ください。
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