快適に作業するための職種別おすすめパソコン環境
公開日:
:
PC導入・買い替え
パソコンを購入する時、選択の決め手となるのは価格でしょうか。それとも、快適さでしょうか。
価格はパソコン操作時の快適さに直結することが多く、もちろん性能なども無視することはできません。しかし、何を基準に選んで良いか分からないという人も多いと思います。
そこで、本記事では職種を考慮したパソコンの選択方法をご紹介します。
パソコン環境見直しポイント
まずはパソコンの操作に欠かせない、主要な機能や周辺機器について確認します。
<ディスプレイ>
アートグラフィックなど、特に見た目に関わる仕事をする場合は、大きく鮮やかな発色をできるディスプレイが良いでしょう。逆に事務作業やコーディングなどの作業が多いのであれば、目の負担を軽減するために光が反射しないタイプのディスプレイがおすすめです。
また、一度に様々なファイルを開く必要がある場合には、1台のパソコンで複数のディスプレイを使用する「マルチディスプレイ」が最適です。中でもエンジニアやクリエイターは、マルチディスプレイを利用することが多いようです。
なお、一度に多くのファイル数を開く際には、搭載されているメモリーの性能にも注意したいところです。
<キーボード>
一般的には、購入時のパソコンに付属しているキーボードを使用することが多いでしょう。事務作業で数字などのデータ入力が多い場合には、テンキーボードの導入がおすすめです。テンキーボードは、入力ミスの軽減にも繋がります。
エンジニアやコーダーなどはキーボードを使う時間がとても長いため、疲れにくさを重視してキーボードを替える人も少なくありません。
<マウス>
職場によっては、使い古されたマウスやマウスパッドを使用することがあります。マウスパッドが無い場合もありますが、滑りがよく操作性が上がるため、使用することをおすすめします。
また、近年の主流は光学式マウスですが、古いマウスの場合はボール式かもしれません。ボール式はゴミが混入すると操作性が著しく低下するため、こまめな掃除が必要です。
<スピーカー>
一般的には、業務上あまり重要視されない機能かもしれません。しかし、映像制作などで音源を使う場合はスピーカーやヘッドフォンの音質が重視されることがあります。
また、同じ部屋で複数の編集作業を行う際には、ヘッドフォンの遮音性が重要になってくるでしょう。
職種別のオススメ
それでは、職種別におすすめのパソコン環境について見ていきましょう。
<営業、マネージャー>
営業職やマネージャー職に限りませんが、資料作成の多い職種ではマウスにこだわりたいところです。インターネットで情報収集する際にも、スクロールがスムーズだと仕事がはかどります。また、マルチディスプレイは業務量などに応じて検討したいところです。
<エンジニア>
取り扱う情報やタイピング回数も多く、長時間画面を見るため、視認性が良いディスプレイを選びましょう。マルチディスプレイ環境を整えると、より効率的になります。また、キーボードも操作性を重視して選ぶと、能率アップに貢献してくれます。
<クリエイター>
担当職務によって変わってきますが、大きめのディスプレイでのマルチディスプレイ環境がおすすめです。スピーカーやヘッドフォンなども導入し、音質にこだわるのも良いでしょう。
<事務作業>
多くの場合、テンキーの導入をおすすめします。文字入力が多いのであれば、キーボードも操作性にこだわって替えると良いでしょう。なお、テンキーはキーボードと一体化しているものから、独立してUSB接続できるものまであります。
まとめ
今回ご紹介した例は、ほんの一例に過ぎません。何を快適と感じるかは個人差がありますので、必ずしもこれが正しいということでもありません。
しかし、快適な作業環境を持つことは仕事の能率向上に繋がります。日々の仕事でパソコンの使いにくさを感じているのであれば、作業環境を見なおしてみると良いかもしれません。
関連記事
-
-
ビジネス用ノートパソコンといえば?【ThinkPad編】
みなさんは、ビジネス用ノートパソコンと聞いて頭に思い浮かぶ機種があるでしょうか? Le
-
-
アウトレットパソコンのメリットと特徴
商品を安く買おうと思ったら、セール品のものやアウトレット品のものを探すことがあると思います。
-
-
Microsoftの次世代Webブラウザーはここが違う!
今年の夏にリリースされるWindows10に搭載される次世代Webブラウザ「Microsof
-
-
7月29日までにWindows 10にアップグレードしておいた方が良い理由
世間では、勝手にパソコンがWindows 10にアップグレードされていたという話が話題になっ
-
-
企業にぴったりなのはやっぱり法人向けパソコンだった
普段は何気なく、会社でも自宅でも、パソコンを使用していると思いますが、パソコンには大きくわけ
-
-
2015年、中小企業のIT投資
株式会社アイ・ティ・アールによる「国内IT投資動向調査2015」によると、企業のIT動向は「
-
-
コストが掛けられない、中小企業のセキュリティー対策
しばしばニュースで企業の情報漏えいが報じられます。今や、業務でインターネット接続は欠かせなく
-
-
ノートパソコン購入時にCPUとメモリを重視する理由
デスクトップパソコンと違い、カスタマイズの制約が多いノートパソコンを購入する際にはいくつか注意
-
-
初心者向け!間違 いのない パソコン購入のための3ステップ
パソコンを購入することになったとき、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も少なくないのではない
-
-
パソコンの卸売りって何だろう?
商品を購入するとき皆さんは、小売りや卸売りなどの名称を聞いたことがあるでしょうか。 ほ