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簡単にわかるWindows11、3つのポイント

公開日: : 最終更新日:2023/06/13 PC導入・買い替え, よくある相談

日本時間2021年6月25日、Microsoft(マイクロソフト)から次期OS(オーエス)であるWindows11(ウィンドウズイレブン)の正式発表がありました。
現行OSのWindows10は、2015年に”最後のOS!”と銘打って大々的に発表されたことも、みなさんまだご記憶にあるかと思います。
“Windows10は半年に一度の更新で常に最新の機能と最新のセキュリティを提供し、決して古くならない新しいWindowsになる”と謳われていたことはとても印象強かったですね。


そんなWindows10の突然の終了とWindows11の発表から約4か月後の2021年10月、Windows11が正式リリースとなりました。
しかし、まだ情報が少なく詳細がつかみきれず不安入り混じるWindows11について、現時点でわかっていることを
「何が変わるの?」
「自分のPCもWindows11にできるの?」
「Windows10のまま使ってもいいの?」
という視点からわかりやすくご紹介します。


①Windows10とWindows11の違い

◇見た目が違う!

まず見た目が全く変わっていることに戸惑われるかも知れません。
Windows11は、デスクトップやフォルダアイコンなどの角が取れた丸っぽいフォルムで、全体的に白~水色をベースにされているため、Macに近い見た目になっているようです。
また、Windowsと言えば定番の「左下のスタートボタン」が無くなり、中央に移動しました。


◇Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)の終了

IE(アイイー)と呼ばれ長年親しまれてきたブラウザソフトのInternet Explorer。
かねてより終了の話は出ていましたが、2022年6月16日でサポート終了を迎えることもあり、Windows11では使用できなくなります。
代わって、Windows10から標準搭載されているEdge(エッジ)がブラウザソフトとなります。中にはIEにしか対応していないWebサイトもありますので、その際はEdgeのIEモードをご利用ください。


◇Android(アンドロイド)アプリが使えるようになる?

これまで、おもしろそうなアプリを見つけても、いざインストールしようとしたらスマホ用アプリでガッカリした経験はないでしょうか。
Windows11では、Android用アプリをインストールできるようになると言われています。
「と言われています」というのも、現時点ではまだ各種の細かな条件があり、アメリカ版のAmazon Appstore(アマゾンアップストア)を経由したダウンロードにしか対応していないため。
こちらは、アップデートで日本対応できるようになってくることを期待したいですね。


②Windows11アップグレードに対応しているか

今お使いのWindows10のPCがWindows11にできるかどうか、気になっている方も多いと思います。
Windows11に対応できるかどうかは、システムの最小要件からCPUやメモリやグラフィックなどが適合しているかを確認することで判断できます。
大まかに見分けるポイントは3つ!
・CPUが8世代以降のもの
・メモリ4GB以上
・ストレージの空き領域64GB以上


しかし、「専門用語が並んでいてまるでわからない!」という方はMicrosoftから配布されているツールを使って簡単に確認することもできますよ。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11
こちらのリンクから、ページ下部にある「PC正常性チェックアプリのダウンロード」をクリックし、インストール後「今すぐチェック」をクリックするだけ。
気になる方は一度お試しください。


③Windows10は使えなくなるのか

お使いのPCがWindows11には対応していない、または新しいOSに移行するのは不安がある場合などもあると思います。
もちろん、Windows10はまだまだ現役で使用可能ですのでご安心ください。
Windows10OSサポート終了の2025年10月14日まで、まだかなり日数もあるので、Windows11の動向を見極めつつ、今お使いのPCを存分に使い切ってから買い替えるのもいい手段ではないでしょうか。


以上、気になるWindows11について、簡単にまとめてみました。
今お使いのPCをそのまま使うのか、アップグレードして使うのか、今すぐにでも買い替えてしまうのか、お好みの手段が見つかるといいですね。




担当:大野




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