狭い会議室を広く!スクリーンにぴったり近づけて使えるプロジェクターとは?
公開日:
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最終更新日:2018/08/06
OA機器
会議やプレゼンテーションなどで、プロジェクターを使う機会もあると思いますが、部屋があまり広くない場合は、設置場所に苦労すると思います。
影が映ってしまったり、部屋の半分しか使えなかったりという事もあるでしょう。
そんな時、プロジェクターをもっとスクリーンに近づける事が出来れば、部屋を有効に使えるでしょう。
プロジェクターからスクリーンまでの距離を「焦点距離」といいます。
この焦点距離が短いモデルを選べば、画面サイズを維持したまま、スクリーンに近づける事が出来ます。
今回は、現時点で焦点距離が最も短いと思われる、RICOHのミラー反射式超短焦点プロジェクターをご紹介します。
世界最小・最軽量 RICOH PJ WX4141
(出典元: http://www.ricoh.co.jp/projector/pj/wx4141/)
2014年11月現在で、ミラー反射式超短焦点プロジェクターとして世界最小・最軽量、さらに最至近を謳うスタンダードモデルがPJ WX4141です。
その特徴は何と言っても焦点距離で、プロジェクターから投写面まで、11.7cmという驚異の至近距離を誇っています。(投写サイズ48インチ)
これを、非球面レンズと凹面の自由曲面ミラーによって実現しています。
また、縦型とする事で非常にコンパクトな設計になっています。
解像度は1280×800のWXGAに対応しています。
明るさも3300ルーメンありますので、部屋の明かりを点けたままでも画面を見る事が出来ます。
パソコンからの入力もD-Sub(ディーサブ)に加えHDMIにも対応、モノラルながらスピーカーも実装していて、一通りの事は対応出来る、抜かりない仕様です。
フォーカスは手動になってしまいますが、あまり頻繁に調整する場所ではないので、実用上は問題ないと思います。
実売は14万円前後と、決して安いモデルではありませんが、超短焦点に加えて、軽量、コンパクトな本体は、プロジェクターの存在を気にせずに、会議に集中出来るでしょう。
まとめ
わずか11.7cmというのは、本当に壁にぴったり置けるイメージです。今までとは違った会議室の使い方が出来ると思います。
有線、無線LANが必要な場合は、上位機種がネットワークに対応していますし、明るさが2500ルーメンでも問題なければ、一世代前のPJ WX4130というモデルがあります。
こちらであれば10万円を切る価格で購入出来そうですし、実際2500ルーメンあれば明るさは充分かもしれません。
ここまで極端ではありませんが、他にも焦点距離の短いモデルは色々とありますので、用途や予算に合わせて選んでみてください。
プロジェクターの使用頻度がもっと低いのであれば、さらにコンパクトなモバイルプロジェクターを検討してみるのも良いかもしれません。
明るさは数十~数百ルーメンとなり、使い方は限定されますが、バッテリーで使用出来て気軽に持ち運べるので、魅力を感じる方もいらっしゃるでしょう。「モバイルプロジェクター」などで検索をすると様々なモデルがヒットします。
プロジェクターだけでなく、それに合わせたスクリーンを用意する必要が出てくるかもしれません。
プロジェクター、スクリーン選びに迷ったら、リングローまでお気軽にご相談ください。
(出典元: http://www.ricoh.com/ja/release/2011/1107_1.html)
担当:鬼山
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