Apple同士なら断然AirDropが便利
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最終更新日:2018/06/07
スマホ・タブレット
iPhoneやiPadなどのApple製品に搭載されているファイル共有機能の「AirDrop(エアドロップ)」は撮った写真や動画などをその場ですぐに共有出来るのでとても便利です。
ファイル共有にAirDropを使った事がないという方は、今すぐ使い方を覚えた方が良いでしょう。
今回はファイル共有に便利なAirDropをご紹介します。
AirDropとは
AirDropとは、発売時にiOS 7あるいはMacOS 10.7以降のOSが導入されたApple製品で使えるワイヤレスでのファイル共有機能です。
Bluetooth(ブルートゥース)を利用して送る相手(デバイス)を特定して、Wi-Fi(ワイファイ)、あるいはBluetoothでデータを送信します。
Wi-Fiに接続している環境では、Wi-Fi経由で、それ以外ではBluetoothでの接続でファイルを送りますので、場所を選ばず、ケーブルも使わず、比較的速くファイルを送る事が出来るので、とても便利です。
例えばLINEなどで写真を共有しようとする場合、Wi-Fiが無ければ、データ通信(電話回線)でファイルをアップロードする事になります。写真が数枚であれば可能かもしれませんが、沢山ある場合はとても時間がかかったり、通信制限に引っかかったりするかもしれません。
しかも画質は低下してしまう場合がほとんどです。
AirDropであればBluetoothが利用出来るのでその心配がありません。
逆に、Bluetoothの電波が届く範囲である必要がありますので、遠くの友達に送るといった事は出来ません。
対応する機種
iOS 8とMacOS 10.10以降は正式にiPhoneやiPadとパソコンの間でファイルのやり取りが出来ます。
iPhone で言えば、「iPhone 5」、iPadで言えば「第4世代」、Macbook Airでは2011年発売のモデルになりますので、現在使っている大抵のApple製品では、AirDropを利用してファイルのやり取りが出来ると考えて良いでしょう。
使い方
AirDropの使い方は簡単ではありますが、いくつか手順があります。
まず、Wi-FiとBluetoothは両方「オン」にします。
そしてAirDropの機能をオンにします。
「受信しない」「連絡先のみ」「すべての人」が選べますので、「受信しない」以外の「連絡先のみ」か「すべての人」にします。
通常、AirDropでファイルを送ろうとする場合は、連絡先に登録されている場合がほとんどでしょうから、「連絡先のみ」にするのが良いと思います。
もし、連絡先に登録されていない人とファイルをやり取りする場合は、「すべての人」に設定する必要があります。
AirDrop機能の設定は、最新のiOS 11から位置が変わりましたので、初めは見つけられない方もいるかもしれません。
その場所は、コントロールセンターの隠れた部分にあります。
コントロールセンターを開き、「機内モード、モバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetooth」のアイコンが並んでいる部分を、ぐっと強く押し込む(3D Touch)する事で隠れているAirDropのアイコンが表示される様になります。
あとは送りたいファイルを表示して、共有アイコンをタップすると、画面中央あたりにAirDropの枠が表示されます。
AirDropを受け入れるデバイスを探して、見つけたデバイスが順次表示されます。
すべての人にしている場合は、多くのデバイスが検出される場合があります。連絡先に登録している人が近くに沢山居れば、その場合も多くのデバイスが検出されると思います。
目的のデバイスを見つけて、タップすれば送信準備は完了です。
AirDropは送る側、受け取る側、双方が操作をしなければファイルを送信する事は出来ませんので、ファイルを受け取る人は、必ず画面に表示されたら「受け入れる」をタップしなければなりません。
そうすれば、写真や動画であれば、自動的にカメラロールに保存されます。
動画であれば、送信に数分間掛かる場合がありますので、完了するまではそばに居る様にしましょう。
まとめ
iPhone同士などで、写真などのファイルをやり取りする場合、近くに相手がいるのであれば、AirDropが簡単で素早くファイルを送る事が出来ます。
はじめはややこしく感じるかもしれませんが、何度かやって覚えてしまえば難しい事はありません。
知らない相手から、不適切な画像が送られてくる(正確には送ろうとしてくる)被害もある様ですが、適正な設定をする事で防ぐ事が出来ます。
せっかくの便利な機能ですから、変に怖がらず活用していきたいですね。
相手のデバイスがなかなか検出されない場合もある様ですが、すこし検索すればAirDropに関する情報は出てきますので、参考にしてください。
しっかりやり方を確認して、「エアドロで送って」と言われた時に戸惑わない様にしておきましょう。
担当:鬼山
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