たまにはコマンド プロンプト【ipconfig編】
公開日:
:
最終更新日:2018/08/08
PCの使い方
@ringlogでは過去にコマンド プロンプトの使い方と、2つのコマンドを紹介しました。
3回目の今回は自分のIPアドレスを知るために使用する「ipconfig(アイピーコンフィグ)」をご紹介します。
前回紹介した「ping(ピン)」と今回のipconfigでネットワークの基本的なトラブルシューティングが可能になります。
ipconfigコマンド
前回の「ping」コマンドで、ネットワークの疎通確認が出来ると紹介しました。
その際に使用する「自分のIPアドレス」を確認する為のコマンドが「ipconfig」です。
早速、コマンド プロンプトを立ち上げてipconfigコマンドを実行してみましょう。
(コマンド プロンプトの使用方法はこちらを参照してください。)
コマンド プロンプトで「ipconfig」と入力しエンターキーを押すと、
Windows IP 構成
イーサネット アダプター ローカル エリア接続:
接続固有の DNS サフィックス...:
IPv4 アドレス..........:192.168.0.5
サブネット マスク........:255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ.....:192.168.0.1
と言ったような文字が表示されます。
この「IPv4 アドレス」に表示されているのが、自分自身のIPアドレスになります。
この場合は「192.168.0.5」が自分のIPアドレスです。
そしてデフォルト ゲートウェイが一般的にはルーターのIPアドレスになります。
この場合は「192.168.0.1」がルーターのIPアドレスです。
ネットワークのトラブルシューティング
自分のパソコンがネットワークに接続出来ないといった場合は、まずipconfigコマンドで、正しくIPアドレスが割り振られているか確認してみましょう。
正しく割り振られていない場合は、「DHCP」というIPアドレスを自動で割り振る機能に問題があるかもしれません。
その場合、手動で適切なIPアドレスに設定すれば、一旦はネットワークに接続出来る場合があります。
正しく割り振られている場合は、以前紹介した「ping」コマンドで、ネットワークの疎通確認をしてみます。
同じネットワークに接続している違うパソコン、例えば向かいの席にすわっている人のパソコンなどのIPアドレスを確認する時も、そのパソコンで「ipconfig」を実行すれば確認出来ます。
そこで確認したIPアドレスにpingを送る事で、そのパソコンと繋がっているかの確認が出来るという訳です。
まとめ
ネットワークに接続する為には、正しくIPアドレスが設定されている事が肝心です。
そのIPアドレスを確認する為のコマンドが「ipconfig」です。
比較的使用頻度の高いコマンドなので是非覚えておきましょう。
担当:鬼山
関連記事
-
文字が変換できない①~変換モード~
普段、パソコンで文字を入力した後に漢字やカタカナ等に変換して文章を入力します。しかし、急に
-
意外と知らないパソコンの、「ランプ」の意味
パソコンには複数の「ランプ」が存在していますね。これらは「状態表示LED」や「インジケータ
-
毎日使うものだからこそ!パソコンを簡単クリーニングしてみよう~外側編~
仕事やプライベートで密接に関わることの多いパソコン。ほぼ毎日使用している方がほとんどかと思い
-
Windows10のちょっとだけ便利な機能⑤
Windows10(ウィンドウズテン)やWindows11(ウィンドウズイレブン)で動画を
-
1903更新後の文字の大きさ変更
これまで数回に渡り、「Windows10 Version 1903」の更新により変更・追加になっ
-
「指定されたパスは存在しません」データが開けない場合の対処法②
前回は、古いパソコンで元データを正しくコピーする方法をご紹介しました!今回は引き続き、保存
-
Windows10でWi-Fiのパスワードを忘れたときの確認方法
Wi-Fi(ワイファイ)に接続する際に必要となるのがSSID(ネットワーク名)とパスワード
-
【Windows10豆知識】言語バーを表示させる方法
Windows10のパソコンでは、初期設定だと、いままでのWindows7やWindows Vi
-
【小技】ネットのお気に入り登録はフォルダで管理できるんです
ネット上でよく閲覧するサイトは、「お気に入り」に登録している方も多いと思います。でも、だん
-
コルタナが急に使えなくなってしまったら?
Windows10には「Cortana(コルタナ)」という音声アシスタント機能が標準搭載さ