PCに接続できるドライブの種類と特徴
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OA機器
パソコンに接続できるドライブは、一昔前に比べるといくつかに集約された印象があります。特に、フロッピーディスクなどの容量の小さなリムーバブルメディアはほとんどなくなり、USBメモリやSDカードにその座を奪われ淘汰されていきました。
PC用ソフトウェアなども、CDやDVDによる配布から、WEBサイトからのダウンロードやUSBメモリによるものが増えています。近い将来、店頭でのパッケージ販売は無くなっていくのではないでしょうか。
今回は、パソコンに内蔵や外付けできるドライブにはどのようなものがあるか、初心者にも分かりやすいようにまとめてご紹介します。
スーパーマルチドライブ
CD、CD-R、CD-RW、DVD、DVD-R、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAMなどの光学ディスクを読み書きするディスクドライブの通称です。
現在、PCに内蔵されている光学ディスクドライブは、このスーパーマルチドライブになっていることが多くなってきています。
CD-RやDVD-Rはメディア単価が安価であり、データの受け渡し後に返却されなくても問題がないため、配布用に根強く用いられています。
一方、モバイルノートPCやAppleのMacなどでは、光学ディスクドライブを搭載しないモデルも多くなってきました。
ブルーレイドライブ
DVDの後継となる大容量の光学メディアとしてリリースされましたが、期待が高かった割にあまり活用されていません。
BD-Rの通常容量は片面一層のディスクで25GB、片面二層のディスクで50GBとなっています。
ハードディスクドライブ
PCの記録装置としてメジャーなハードディスクは、近年においても大容量化が著しいものです。
構造上、衝撃に弱く、使用過程においても故障率が低いとは言えませんが、大容量で低価格であることから、一般的に広く使用されております。現在はカーナビやオーディオ機器などにも搭載され、活躍の場を広げています。
SSDドライブ(ソリッドステートドライブ)
SSDドライブは大容量のものが登場し、徐々にハードディスクドライブの代替として採用されつつあります。
SSDドライブはハードディスクよりも圧倒的に読み込み速度が速く、消費電力も少なく、衝撃に強いという性質を持っています。そのため、モバイルPCなどでは採用される例が目立ってきました。
しかし、現在でも容量あたりの単価はハードディスクに比べると何倍も高額になる点と、大容量化が難しいという問題もあるため、今後の進化が特に期待されている記録媒体です。
ハイブリッドドライブ
「ハードディスクドライブ」と「SSDドライブ」を組み合わせた記憶装置で、それぞれの短所を補ったドライブです。
高速・大容量・省電力を実現した製品であるため、今後採用例が増えていくことも考えられます。まだ新しい記憶装置なので、今後が楽しみなドライブです。
テープドライブ
大容量バックアップ装置の代表として、現在でもバックアップ用途では主流となっています。主にサーバーのデータバックアップなどで利用され、磁気テープのカートリッジに保存されるため、可搬性が高いと言えるでしょう。
テープなのでランダムアクセスは苦手ですが、LTFS(リニアテープファイルシステム)に対応した製品はランダムアクセスも可能にしています。しかし、他のメディアに比べると圧倒的に低速という欠点もあります。
まとめ
一昔前には大容量メディアがあまり無く、フロッピーディスクの代わりとしてZIPドライブ、JAZZドライブ、MOドライブなどの様々な大容量リムーバブルメディアがありました。
しかし、それらはすべてUSBメモリなどに活躍の場を奪われ、市場から消えていきました。今後はより一層クラウドの活用が広がり、光学ディスクドライブはゆっくりと減っていくと考えられます。
近い将来、パソコンの記憶装置はSSDドライブとクラウド環境への保存が主流となる日も、そう遠くはないかもしれません。
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