たためるパソコン、KINGJIMポータブック
公開日:
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最終更新日:2023/02/09
PC導入・買い替え
KINGJIM(キングジム)と言えば、オフィスでは定番のテプラを思い浮かべる方が多いでしょう。
最近ではデジタル文具にも力を入れていますが、そんなKINGJIMからWindows 10搭載パソコンが発売されています。
それがたためるパソコン「ポータブック」です。
たためるパソコンとはいったいどんなパソコンなのでしょうか。
デジタルメモ「ポメラ」
ポータブックをご紹介する前に、以前より発売されていたポメラを簡単にご紹介しましょう。
ポメラとはデジタルメモの名の通り、メモ機能に特化したモバイル機器です。
5インチ程度の小型液晶を実装し、そこに打ちやすいキーボードを組み合わせ、持ち運べて必要なときにさっとテキスト入力が出来るのが特徴ですが、メモ機能しかありませんので使い方が限られるのも事実です。
https://www.kingjim.co.jp/pomera/dm250/
(2023.02.08更新)
Windows 10搭載モデルの登場
ポメラの持つ携帯性と打ちやすいキーボードを兼ね備えたノートパソコンがポータブックです。
その特徴は何と言っても、折りたたまれたキーボードにあります。
B5サイズのコンパクトなノートパソコンでありながら、キーボードを左右に開くように展開する事で十分なキーピッチのキーボードを実装出来る仕組みになっています。
8インチ~10インチ程度の液晶を備えたモバイルノートは、どうしてもキーボードが小さくなり、文字入力に難がありましたが、そこを見事に解決したのがポータブックです。
その他の特徴としては、アナログRGB(D-Sub)端子、HDMI端子、共に通常のサイズの端子を備えている事が上げられます。
これにより、変換コネクタを使用する事なくプロジェクター等に外部出力が可能になりますので、出先でのプレゼン等にはうれしい装備となります。
また、これらのポートを隠す背面カバーは、ちょっとしたスタンドにもなりますので、キーボード入力の際の高さ調整にも利用出来ます。
このあたりもキーボード入力に対する細やかな配慮が感じられる部分です。
まとめ
たためるパソコン、KINGJIMポータブックの最大の特徴はたためるキーボードにありました。
パソコンのスペックはやや低めで、特にメモリは2GBしかありませんので、使い方はやや限定されてきますが、キーボード入力にこだわる方には魅力的なモデルかもしれません。
ポメラでは物足りない方や、出張先でテキスト入力主体の仕事をする方、変形ギミックに目がない方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
使い方次第では、ビジネスの強い味方になるでしょう。
http://www.kingjim.co.jp/sp/portabook/xmc10/
担当:鬼山
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