二度と後悔しない!パソコンの選び方の基本
公開日:
:
最終更新日:2015/06/04
PC導入・買い替え
パソコンは「一家に一台」から、「一人一台」という時代になってきました。普段はスマートフォンやタブレットしか利用していない人も、パソコンが必要になる機会は何度か出てくると思います。
ところが、いざパソコンを購入しようと思っても、パソコンを選ぶ際はどこを見て選べば良いか分からないという人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回はパソコン初心者向けに、パソコン選びの基本的なポイントを解説していきます。
パソコンのタイプを選ぶ
最初に考えなければならないのは、デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらにするのかということです。
どちらを選ぶかは好みの問題もありますが、デスクに置いて映画や動画、ゲームなどを楽しむ用途ではデスクトップパソコンが向いています。
他方、ノートパソコンは省スペースで持ち運びができるので、どこにでも移動がしやすいのが特徴です。外出先でも利用する機会がある場合にはノートパソコンを選択しましょう。
最近では使用するシチュエーションに関係なく、ノートパソコンを好むユーザーが増えています。
しかし、ビジネス用途においては拡張性があり画面も大きくキーボードも打ちやすい、デスクトップパソコンも人気です。
デスクトップパソコンの特徴
最近の傾向としては、本体とディスプレイが一体となり、省スペースに設置できる一体型が人気です。また法人には、本体とディスプレイが別々になっているセパレートモデルが人気です。
用途に応じてディスプレイの取り替えやキーボードの変更などができる上、拡張性にも優れるため、業務利用では今もデスクトップパソコンが多く採用されています。
安価に高性能なパソコンを選ぶことができるのも、デスクトップパソコンの特徴です。
ノートパソコンの特徴
省スペースで省エネ、持ち運びもできるため、ノートパソコンをメインに採用する企業も多く存在します。
ノートパソコンと言えばモバイル利用と思われますが、会社の座席をフリーアドレス制にする場合は、ノートパソコンを採用すれば比較的安価に実現できます。
加えて、会議などに持ち込むこともできるため、社内のモバイル利用を前提に選ばれることもあります。
モバイル利用で重要な点は、ディスプレイのサイズと本体重量、バッテリー持続時間などです。デスクトップパソコンと違って後から交換ができない部分が多いため、購入時に必要条件をしっかりと満たしている必要があります。
CPUとメモリー
「CPU」はパソコンの処理能力に大きく影響するパーツです。通常の事務処理においては、Celeron(セレロン)を採用したモデルでも十分に事足りると言えます。
後になって交換が難しいパーツのため、購入時に数年先を見越して選択する必要があります。メモリーは後から増設可能なモデルが多くありますが、購入時にできるだけ多く搭載しておくことをオススメします。
Officeプリインストールの有無
ビジネス利用のソフトウェアと言えば、「Microsoft Office」を使うケースがほとんどです。
Word、Excel、PowerPointは、ライセンスによる購入を行っていない場合、別途用意する必要があります。
パッケージ製品もありますが、購入時にプリインストールされたモデルならば、よりお得に購入できます。ただし、他のパソコンにライセンスを譲渡することができないため、この点は注意が必要です。
国内メーカーと直販メーカー
パソコンにあまり詳しくなく、サポートを利用する機会が多そうな場合には、国内メーカーのパソコンを選ぶと良いでしょう。多くの国内メーカーはサポート体制が厚く、トラブルや故障時に対処しやすい面があります。
一方、コストパフォーマンスの高い直販系メーカーでは、国内メーカーと比べればサポート体制が薄い傾向にあります。各社のサポート体制をチェックしておくこともパソコンを選ぶ上では大切です。
まとめ
パソコンを購入する際には、どのような用途で使うのかをイメージして、デスクトップパソコンにするかノートパソコンにするか選びましょう。
グラフィックや3Dゲーム、長時間の動画編集を行う用途以外であれば、どちらのタイプを選択しても問題ないほどパソコンの性能は高くなっています。
最近のパソコンは価格も非常に安くなっているため、数年で買い替えることを前提に安価なものを購入する企業も多いようです。
リングローでは、パソコンの最適な選び方はもちろん、購入後のアフターサポートを何より重視しております。ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事
-
-
知ってるようで知らないMicrosoft Officeの全アプリ解説
「Microsoft Office」とは、様々な機能をもつアプリケーションを組み合わせた
-
-
7月29日までにWindows 10にアップグレードしておいた方が良い理由
世間では、勝手にパソコンがWindows 10にアップグレードされていたという話が話題になっ
-
-
簡単にわかるWindows11、3つのポイント
日本時間2021年6月25日、Microsoft(マイクロソフト)から次期OS(オーエス)
-
-
ビジネス用のパソコンには静音パソコンを選ぼう
会社でパソコンを使っていると、パソコンの稼働音が気になることはありませんか?
-
-
2015年、中小企業のIT投資
株式会社アイ・ティ・アールによる「国内IT投資動向調査2015」によると、企業のIT動向は「
-
-
ビジネススタイル別おすすめのパソコン
パソコンを新しく導入する際、商品がいろいろありすぎてどれを購入したら良いか迷いますよね。
-
-
パソコンのゴミ箱を空にすれば大丈夫?確実なデータ消去方法
新しいパソコンに買い換えると、古いパソコンは処分したり譲ったりする人も多いの
-
-
パソコンでもアンドロイドが使える?話題のAndroid PCとは
検索エンジン最大手Googleが提供しているモバイルOS、アンドロイド(And
-
-
パソコン用モニターを選ぶ際に見るべきポイント
みなさんは、今お使いの液晶画面に満足していらっしゃるでしょうか? 突然そんな事を言われ
-
-
中小企業やスモールオフィスにもサーバーを導入しよう!
従業員が25名以下の、スモールオフィスにおいて、サーバーが必要かどうかは、しばしば議論に上が