写真をローカルよりもクラウドに保存するべき5つの理由
公開日:
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最終更新日:2015/06/04
クラウド
現在、世界中に様々なクラウドサービスが登場しています。
この記事では、クラウドサービスで写真を管理することのメリットについてご紹介します。クラウドの導入に迷っている方はもちろんですが、そもそもクラウドをよくご存じない方にも参考にしていただければと思います。
クラウドで管理できるもの
クラウドサービスに保管できる情報は、多岐に渡ります。ビジネスから個人利用まで、さまざまなクラウドサービスが提供されているからです。
クラウドに保管できる情報は、テキスト文書やメール、カレンダー情報、連絡先、バックアップ情報など。そしてもちろん、写真もクラウドで管理することが可能です。
ビジネスで使うデジタルデータは、そのほとんどがクラウドで管理できると言っても過言ではないでしょう。
1.簡単に複数人で共有することができる
ここからは、クラウドに写真を保存することのメリットについて説明していきます。
最も大きなメリットは、複数人での共有が可能なことです。権限を持つ社員は全員、クラウドに保存された写真にアクセスすることができます。
以前とは違い、メールやCDを利用する必要がありません。すぐに写真を利用できるため、業務の効率化につながります。
2.場所やデバイスを問わずに写真管理ができる
クラウドサービスを利用しているデータには、場所やデバイスを問わずにアクセスすることが可能です。
つまりネット環境さえあれば、営業先や出張先、自宅でも自由にアクセスすることができるのです。スマホやタブレットで済む場合も多いので、人によってはパソコンの利用頻度が減るかもしれません。
3.オンラインで写真の編集ができる
クラウドサービスの中には、オンラインで写真編集ができる機能を提供しているものもあります。この機能を活用すれば、ローカルパソコンに写真編集ソフトをインストールしておく必要がありません。
こういった写真編集ソフトは高価な場合が多いので、コスト削減にもつながると言えるでしょう。さらに、複数の社員で同時に写真を編集する、共同作業も実施しやすくなります。
4.クラウドサービス独自の機能が使える
Evernoteなどのクラウドサービスでは写真を対象に、文字検索が可能なサービスを提供しています。会議のPDF資料や、ホワイトボードのメモ書き写真からも検索が可能です。
このようなクラウドサービスが独自に提供している機能を活用すれば、今までにはない便利な使い方ができるでしょう。
5.ローカルサーバーの容量を節約できる
写真などの画像情報は、データ量が大きくなってしまうことがあります。特に高画質の写真を利用する場合、これらのデータがストレージ容量を圧迫してしまうことは少なくありません。
クラウドを使っていれば、そのような悩みを解消することができます。高画質な写真などのデータ量が大きいファイルをクラウドに保存することで、ローカルパソコンやローカルサーバーのデータ領域を節約することができるのです。
データ容量を節約することはパソコンのスピードアップにもつながるので、一石二鳥と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。クラウドの導入に、ぜひ参考にしていただければと思います。
なお、クラウド技術もまだ発展途上のサービスです。業務改善やセキュリティーの問題など、クラウド導入にあたってはしっかりと対策を行うようにしましょう。安全に、業務効率化やコスト削減につなげていきたいものです。
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