コマンド プロンプトからPowerShellにパワーアップ!!
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ソフトウェア・アプリ
Windows 10は定期的にメジャーアップデートがありますが、2つ前のアップデートである「Creators Update(クリエイターズ アップデート)」から、スタートボタンから起動出来るシェルが「コマンド プロンプト」から「Windows PowerShell(ウィンドウズ パワーシェル)」に変更になっています。
今回は「Windows PowerShell」をご紹介します。
コマンド プロンプト
コマンド プロンプトについては以前@ringlog「たまにはコマンド プロンプト【chkdsk編】」などでご紹介しました。
コマンド プロンプトでは「chkdsk」「ping」「ipconfig」等、86個の内部コマンドと、.exeファイル等の実行が出来ます。
使い方のイメージは以前の記事を参考にしてください。
Windows PowerShell
Windows PowerShellではコマンド プロンプトで実行出来る事は全て、実行出来ます。
加えて1000以上のコマンドレット(PowerShellではコマンドレットと呼びます。)の実行、PowerShellスクリプトの実行等が出来る様にパワーアップしています。
起動の仕方は簡単です。
Windows 10のスタートキーを右クリックするか、「Winキー + Xキー」を押して表示されるメニューから、Windows PowerShellを選択するだけです。
特別な理由がない限りは管理者権限で実行した方が良いので、下側の「Windows PowerShell(管理者)(A)」を選択します。
最後の(A)はショートカットを表していますので、「A」のキーを押せば、管理者権限でPowerShellを起動する事が出来ます。
選択すると
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
という確認画面が出てきますので、「はい」をクリックするとWindows PowerShellが起動します。
まとめ
コマンド プロンプトも、Windows PowerShellも普段パソコンを使用する上では使ってみたいと思う機会は少ないと思います。
しかし、コマンドレット(あるいはコマンド)を打って、実行した方がやりやすい局面もあります。
Creators Updateから、コマンド プロンプトがWindows PowerShellに置き換わりましたので、今後はWindows PowerShellを使用していきましょう。
パソコン上級者にとっては今までバッチファイルでは難しかった事が、PowerShellスクリプトでは可能になっているかもしれません。
是非チャレンジしてみてください。
担当:鬼山
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