「指定されたパスは存在しません」データが開けない場合の対処法①
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最終更新日:2023/08/23
PCの使い方, ソフトウェア・アプリ, よくある相談

新しいパソコンを購入したら、まずはUSBメモリーや外付けHDD(ハードディスク)、オンラインストレージ等を使用して、データの移行をすると思います。
サポートセンターでは、データ移行後にファイルを開こうとすると、「指定されたパスは存在しません」というエラーメッセージが出てくる、というお問い合わせをいただくことがあります。
このメッセージが出てくる場合、ほとんどの方は古いパソコンではデータが開けるのに、新しいパソコンではデータを開くことができないという事態に陥っています。
これは、データのショートカットのみが新しいパソコンにコピーされていて、元データが正しくコピーできていないことが原因です。
今回は、そんなときの対処法をご紹介します!
元データを正しくコピーする
まずは、古いパソコンで元データを正しくコピーし直す必要があります。
今回は、Windows10の筆まめのデータをUSBメモリーに移行する方法をご紹介していきます。
※移行したいデータの保存場所が不明な場合は、下記を参考にしてみてください。
◆Excel、Word等のドキュメントデータ
→特に指定していなければ、ドキュメント内に保存されています。
◆はがき作成ソフトのデータ
→ほとんどのソフトでは、ドキュメント内に該当ソフトの名前のフォルダがあります。
①移行したいデータの保存場所を開く
※今回は、ドキュメントを開くため、下記の順番で操作します。
スタートボタンを右クリック>エクスプローラーをクリック>ドキュメントをクリック
②該当ファイル(もしくはフォルダ)の上で右クリック
※今回は、[筆まめ]フォルダ内の[リングロー太郎の住所録]の上で右クリックします。
③[送る]に合わせ、USBメモリーの表示(リムーバブルディスク、E、メーカー名等)をクリック
※画像では「FREE_ZONE」というUSBメモリーをクリックします。
以上で、データのコピーは完了です!
PCからUSBメモリーの中身を確認すると、きちんとデータが入っています☆
(USBメモリーの開き方は、こちらをご参照ください。)
通常、デスクトップ画面にはExcelやWord、はがき作成ソフト等のショートカットが出ていますが、それをUSBメモリーにコピーするだけでは、移行できないんですね~。
また、ソフト類は移行できないので、ディスクやネット上から、新しいパソコンにインストールし直しましょう!
次回は、今回保存したデータを新しいパソコンに移行する方法をご紹介します!
お楽しみに☆
担当:草川
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