ファーウェイの最新スマートフォンはGMSが利用出来ない
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スマホ・タブレット

綺麗な写真が撮れる高性能なカメラが搭載されたスマートフォンや、手頃な価格でコストパフォーマンスに優れたスマートフォンを探している方は、その選択肢にファーウェイのスマートフォンが入っているのではないでしょうか。
ここ1~2年で知名度をぐっと上げてきたファーウェイですが、ある事情から最新のスマートフォンではGoogle(グーグル)のサービスが利用出来なくなってしまいました。
今回はファーウェイのスマートフォンを購入する際の注意点をご紹介します。
ファーウェイ
ファーウェイ(Huawei Technologies、漢字では華為技術)は中国深センに本社を置く中国最大の通信機器メーカーです。
1987年に携帯電話のインフラ整備に必要な通信機器を扱うメーカーとして始まりましたが、今や世界第2位のスマートフォンメーカーになりました。2019年の販売台数は2億台以上と言われています。
日本では2018年にHUAWEI P20 liteがヒットして知名度が上がりました。
米国禁輸措置
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのファーウェイでしたが、2019年5月に米中貿易摩擦が激化する中で米国から制裁を受け、禁輸措置をとられてしまいました。
これにより米国企業と取引をする事が原則的に禁止され、2020年に発売された機種からGoogle Mobile Services(グーグル モバイル サービス 以下GMS)が利用出来なくなりました。
ラインナップ
ファーウェイのサイトを見ると、2020年7月現在購入できるスマートフォンは
HUAWEI P40 Pro
HUAWEI P40 lite 5G
HUAWEI P40 lite E
HUAWEI Mate 30 Pro 5G
HUAWEI nova lite 3+
HUAWEI nova 5T
HUAWEI P30
HUAWEI P30 lite
HUAWEI P30 Pro
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI nova lite 3
HUAWEI nova 3
の12モデルで(キャリア専用モデルは除く)、そのうちの新しい
HUAWEI P40 Pro
HUAWEI P40 lite 5G
HUAWEI P40 lite E
HUAWEI Mate 30 Pro 5G
の4モデルがGMSが利用出来ないモデルになります。
それ以外のモデルに関しては、今のところ従来の様に利用出来るので特に気を付けるところはありません。
GMS非対応の4モデル
最新4モデルに関しては、GMSが非対応という事で、「普通のスマートフォンとは違うぞ」という意識を持ってください。
GMSが無いので、代わりにファーウェイ独自のHMS(Huawei Mobile Services)を利用します。(サービスとしてはThemes、Video、Music、Read、Pay、Assistantなどがある様です。)
Googleマップ、Googleフォト、Googleドライブ、YouTube(ユーチューブ)などのGoogleサービスはアプリとしては利用出来ません。
アプリに関してはGoogle Play ストア(グーグル プレイ ストア)が利用出来ないので、ファーウェイのAppGallery(エーピーピーギャラリー)というものを利用する事になります。
良く使うアプリとしては、LINE(ライン)やInstagram(インスタグラム)などが考えられますが、
LINEはAppGalleryからインストール可能です。
TikTok(ティックトック)は元々中国のものなので、インストール可能です。
地図アプリとしてはNAVITIME(ナビタイム)が利用出来る様です。
Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagramはブラウザーからであれば利用する事が出来ます。
GoogleマップなどのGoogleサービスも同様です。
また、Amazon(アマゾン)アプリストアをインストールする事が出来るので、そちらからアプリを入手する手段もある様です。
但し、Amazonアプリストアにアプリがあっても、互換性が無いという事でインストール出来ないアプリもあるので注意が必要です。
OS(オーエス)に関してはAndroid(アンドロイド)10をカスタマイズして独自のUI(ユーザーインターフェース)を実装した「EMUI10」がインストールされています。
これは禁輸措置前と変わらない仕様です。
Androidはオープンソースと言って、誰でも利用出来る技術を利用しているので、取引にあたらず、禁輸措置後も利用出来るものと思われます。
EMUIはiPhoneの画面に似せた感じの見た目をしていますが、ベースはあくまでもAndroidです。
まとめ
ファーウェイのスマートフォン最新4モデルに関してはGMS非対応のため、今までの様には利用出来ないという事が分かりました。
様々な工夫で、使えるアプリもある様ですが、そこまで苦労しなくても他社のスマートフォンを使えば良い様な気もします。
購入の際は、GMSが使えないデメリットを良く理解する事が必要でしょう。
知らないまま、うっかり購入してしまわないように注意しましょう。
現状で、中国以外では使えるアプリが極端に少なくなってしまうファーウェイは使いにくい状況ですが、AppGalleryは世界170ヶ国以上でサービス展開、月間アクティブユーザー数は4億人以上と言われていて、今後魅力的なアプリがどんどん増えていく可能性もあります。
Androidはオープンソースなので原則的に利用出来ていますが、もしも利用出来なくなっても独自のOSである「Harmony OS(ハーモニー オーエス)」が使える可能性があります。
現在はウェアラブルデバイスなどの組み込み向けのOSですが、スマートフォン向けに転用することはそれほど難しくない様です。
Apple(アップル)は独自のiOS(アイ オーエス)とApp Store(アップ ストア)というプラットフォームを1社で提供しています。
iPhoneよりも販売台数の多いファーウェイであれば、Google、Appleの米国企業に続いて3番目のプラットフォームを提供する事がもしかしたら可能なのかもしれません。
担当:鬼山
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