心機一転!オフィス移転時の注意点【複合機編】
公開日:
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最終更新日:2018/08/06
OA機器
オフィス移転は何かと手続きが多く、非常に骨の折れる仕事となります。
様々な視点で、様々な注意点がありますが、今回は複合機における注意点をご紹介していきます。
まずはリース会社に連絡
オフィスで使用している複合機はリース契約が多いと思います。
契約内容にもあると思いますが、所在地が変わる場合は、リース会社に連絡をする必要があります。
移転先などが決まったら、速やかにリース会社に連絡をしましょう。
移動方法
実際の複合機の移動は専門業者に依頼するのがベストと言えます。
リース会社が移動を行う場合や、業者を紹介するケースもあると思います。
上記の連絡と共に、移動方法も確認をしておきましょう。
移転先で複合機が使用出来ないとなった場合、業務に与える影響は大きいと思いますので、複合機の事を良く分かっている業者に移動作業をお願いするのが良いでしょう。
しかし、事情があって自分達で運ばなければならない場合もあるかもしれません。
そんな時に備えて、移動時の注意点を確認しておきましょう。
複合機を移動させる
精密機械ですから、やはり振動をなるべく与えない様に運ぶのが一番です。
可能であればエアーサスペンションを採用したトラックを利用したり、パワーゲートを利用して積み下ろしをしたりすると良いでしょう。
移動の際は、トナー(インクに相当する部分です。)は全て外して別のダンボールなどに入れて運びます。
これは移動中にトナーが内部にこぼれてしまうトラブルを避けるためです。
トナーの粒子はとても細かいので、細部に入り込み思わぬ故障を引き起こす原因になります。
他にも、移動の際に外れてしまったり、邪魔になったりする部品は外してしまいましょう。
機種によってはいくつかのユニットに分かれている場合もあると思いますが、出来る限り分解する方が良いでしょう。
こちらも接続部のコネクタやケーブルが、移動時に破損してしまう事を防ぐ目的があります。
外せる部分は外してしまって、それぞれしっかりと養生して破損しない様にしましょう。
ただし、元に戻さなければいけませんので、外しすぎには注意が必要です。
見極めが難しいところではありますが、部品が少なくなれば重量も少し軽くなって運びやすくなります。
配線や部品は元に戻せる様に、メモを貼り付けたり、写真を撮っておいたりするなど、工夫をしましょう。
再設置
移転先に移動出来たら、部品や配線を全て元通りに戻して、動作確認をしましょう。
リース会社のメンテナンスを移転した日に受けられる様に、しっかりと調整をしておくと業務に支障を出さずに済みます。
まとめ
複合機の移動は、専門業者にまかせるのが一番ですが、やむを得ず自分達で移動する場合は今回ご紹介した注意点を守って、移動しましょう。
ただし、移転先で正常に動作しなくなる可能性がある事は、ご了承ください。
また、上記の注意点などをサイトに掲載している様な業者であれば、複合機の移動に慣れている可能性が高いです。
業者選びの際にも、参考にしてみてください。
担当:鬼山
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