ノートパソコンのタッチパッドが動かない!?主な原因と対策まとめ
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最終更新日:2016/09/22
PCの使い方
タッチパッドは、ノートパソコンには欠かせない重要なパーツのひとつです。最近はタッチ可能なディスプレイも普及してきましたが、今の技術ではまだタッチパッドの方が操作しやすいと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんなタッチパッドが動かなくなってしまうと、パソコンの操作が困難になってしまうため大変です。ここでは、そんなときのために主な原因と対策を紹介します。
なお、本記事ではタッチパッドが全く動作しないケースについて見ていきます。タッチパッドは反応するが動作が遅い、カーソルが不規則に動く、などのケースは対象としませんので、ご注意ください。
タッチパッドが動かなくなった時の原因と対策
それでは早速、主な原因と対策について確認していきましょう。なお、タッチパッドの設定や対策はパソコンの種類(メーカーなど)によって異なります。ここでは、どのメーカーにも共通する内容に絞って説明しています。
対策1.コントロールパネルの設定を確認する
まず、タッチパッドの機能がOFFになっていないかどうかを確認しましょう。タッチパッドの設定を変えた記憶がなくても、何かの拍子に設定をOFFにしてしまっていることもあるのです。
タッチパッドを使用するか否かの設定は、OSの種類によって異なります。Windowsの場合は、コントロールパネルの中に設定があります。MacOSの場合は、システム環境設定から設定の確認・変更ができます。
対策2.BIOSの設定を確認する(Windowsパソコンの場合)
「BIOS(バイオス)」とは、パソコンに搭載されている基本ソフトであるファームウェアのことです。BIOSの設定においてタッチパッドの設定がOFFになっていると、タッチパッドが使用できません。
BIOSの設定を確認・変更する方法は、パソコンの種類によって異なります。一般的にはパソコン起動時、メーカーロゴが出た後にファンクションキーを押し続ける方法です。これで設定画面が開くので、タッチパッドの設定ができます。
なお、BIOSの設定には専門的な知識も必要なため、専門業者に依頼する方が安心でしょう。
対策3.タッチパッドを修理/交換する
上記の対策でも解決できない場合、タッチパッドが故障してしまっている可能性が考えられます。
このケースでは、タッチパッドの修理/交換をする必要があります。タッチパッドの修理/交換は非常に難しいため、専門業者に依頼すると良いでしょう。
タッチパッドが動かない間の応急処置
修理が必要となった場合は、一時的にタッチパッドが使えない状態でパソコンを使わなければいけません。
その場合、Tabキーやマウスが応急処置として使えるので、ぜひ活用してみてください。特にTabキーはメニューの選択や項目の移動ができ、非常に便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。タッチパッドが動かない原因は多岐に渡ります。ここで紹介した内容で改善しない場合は、より専門的な知識が必要になる可能性があります。
もし疑問点などありましたら、ぜひ一度リングローまでお気軽にご相談ください。
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