テザリングの方法と注意点①

テザリングって、聞いたことありますか?
繋ぐ、連結するというような意味で、一般的にはスマホの回線にPCを接続することを指します。
デザリングではなく、テザリングです。
この機能を使えば、Wi-Fi(ワイファイ)環境のない場所でもスマホをルーターのようにして手軽にPCでインターネットの利用が可能です。
それでは、テザリングの方法と注意点をご紹介していきます。
テザリングの種類
・USB(ユーエスビー)接続
PCとスマホをUSBケーブルで接続する方法。ケーブルを持ち運ぶ必要はありますが、通信速度も安定して速く、スマホに充電しながら通信が可能です。
・Wi-Fi接続
PCとスマホをWi-Fiで接続する方法。Wi-Fi対応のPCなら、いつでもどこでも手軽に利用できますが、スマホのバッテリーの減りは早くなります。
・Bluetooth(ブルートゥース)接続
PCとスマホをBluetoothで接続する方法。PC、スマホどちらにもBluetooth機能が搭載されている必要があります。接続速度ではUSB接続、Wi-Fiに劣りますがスマホのバッテリー消費はゆるやかです。

テザリング時の注意点
テザリングを使用するうえで、注意しておきたいポイントがあります。
1. パケ死に注意
テザリングではスマホの回線を使用するため、その際のデータ使用料はご契約のスマホのプランに準じて請求されます。PCだとついつい、ひとつのデータが大きくなりがちですので、スマホの請求額が高額になったり月末になると速度制限がかかったりなどすることがあります。ご注意ください。
2. セキュリティの注意
Wi-Fiによるテザリングの場合、電波範囲内であれば誰でも接続できてしまう可能性があります。
SSID(エスエスアイディー)が近くの第三者にも閲覧できる状態になるため、もし簡易的なパスワードを設定していると不正に回線を利用されたり、情報を盗み見されたりする可能性があることを考慮しておきましょう。

3. 契約の有無
NTTドコモの場合は、spモードの契約があれば申し込み不要、無料でテザリングが利用可能。
ただし、auとソフトバンクは事前の申し込みが必要で、契約している通信プランによって無料のケースと、月額の支払いが必要になるケースがあります。お使いのスマホがauやソフトバンクの場合は、事前に契約内容を確認しましょう。
また、格安SIM(シム)の場合も、契約プランや対象機種によってテザリング機能が使える場合とそうでない場合、追加契約が必要な場合など様々のため、こちらも事前に契約内容を確認しておきましょう。
以上、スマホでテザリングの方法と注意点についてご案内いたしました。
次回はiPhone(アイフォン)やAndroid(アンドロイド)で実際にテザリングをする手順をご案内します。
担当:大野
★★今回のようなご不明点も電話・メールにて何度でもご相談いただける『R∞PC(アールピーシー)』、おかげさまで大好評!『がっちりマンデー!!』でも特集されました!★★

関連記事
-
-
【Thunderbird】メールソフトを活用しよう!~自動でCCを追加する~
前回は、Outlook(アウトルック)のメール送信時に、特定の宛名を自動的にCCに追加する
-
-
Windows10でパソコンの調子が悪くなった場合の対処法
パソコンを使っていて、「なんか今日調子悪いな~」と感じることもあるかと思います。 &n
-
-
部分的なスクリーンショットの方法
パソコンの画面を写真で保存する為の「スクリーンショット」という機能があります。スクリーンシ
-
-
スマホカバー第2弾!素材別の特色をご紹介
先日更新した記事でスマホカバーの形状ごとの特色について取り上げました。 今回は素材ごと
-
-
Windows11にアップグレードしたら突然起動しなくなった時の対処方法!!
パソコンをWindows11(ウィンドウズイレブン)にアップグレードしたら突然起動しなくな
-
-
毎日使うものだからこそ!パソコンを簡単クリーニングしてみよう~外側編~
仕事やプライベートで密接に関わることの多いパソコン。ほぼ毎日使用している方がほとんどかと思い
-
-
iPhoneが水没!その時やるべき事、やってはいけない事
スタイリッシュな外観が魅力のiPhoneシリーズですが、基本的にストラップなどが付かないので
-
-
キーボードの入力ができなくなってしまった場合の対処法②
前回は、キーボードの入力ができなくなってしまった場合の対処法をご紹介しました! テンキーを押して
-
-
OneDriveとOneNoteの違い!
OneDrive(ワンドライブ)とOneNote(ワンノート)はともにMicrosoft(
-
-
Google Chromeで画面上に黒い四角が出てくる場合の対処方法②
前回は、Google Chrome(グーグルクローム)で生じる不具合の対処方法をご紹介しました。