10周年を迎えたiPhoneの新しいモデルとは?
公開日:
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最終更新日:2022/08/23
スマホ・タブレット
2017年9月12日にAppleから新型iPhoneの発表があり、実際にiPhone 8の発売が開始されていますが、市場の関心はやはりアニバーサリーモデルのiPhone X(アイフォーン テン)にある様です。
iPhone販売10周年の記念モデルでもあるiPhone Xとはどの様なものなのでしょうか。
新型iPhone発表
去る2017年9月12日にAppleの新社屋では初めての新製品発表が行われました。
そこで発表されたのが、iPhone 7/7 Plusの正常進化形であるiPhone 8/8 Plusと、10周年記念モデルのiPhone Xでした。
iPhone 8は、見た目は7とほとんど変わらず伝統的なホームボタンもあります。iOS 11にアップデートしたiPhone 7とであれば、使用上の違いはほとんど感じられないでしょう。
iPhone 8はワイヤレス充電に対応していますが、充電パッドが付属されるわけでは無いので、多くの方がiPhone 7と変わらない使い方をする事になるかも知れません。
その点、iPhone Xでは5.8インチの有機ELディスプレイを採用し、全面ディスプレイとする為に、ホームボタンも廃止されています。
「変わった」という印象を受けるのはやはりiPhone Xでしょう。
iPhone Xの特徴
まず目を引くのは全面有機ELディスプレイとなった5.8インチの画面でしょう。iPhone 8 Plusが5.5インチのディスプレイですから、さらに大型化した様に感じる方も多いでしょうが、実際の本体サイズはPlusよりもずっと小さく、iPhone 8より少し縦の長さが長い程度です。
また、iPhone 8や8 Plusとは縦横の割合が違いますので、単純に5.5インチの画面が0.3インチ大きくなった訳ではありません。
解像度で見るとそれぞれ
iPhone X 2,436×1,125
iPhone 8 Plus 1,920×1,080
となります。
iPhone 8 Plusは一般的なハイビジョンの解像度ですが、iPhone Xの解像度は
やや特殊なものです。
画面の印象は実際に商品を見ないと分からないかも知れません。
ひとまず、画面サイズ=本体の大きさ、ではない事を覚えておきましょう。
そしてiPhone Xのもう一つの特徴は、ホームボタンの廃止でしょう。
全面ディスプレイの為に、ホームボタンが廃止になったのか、ホームボタンを廃止したおかげで全面ディスプレイになったのかは定かではありませんが、とにかくiPhone Xにはもう、ホームボタンはありません。
ホームボタンの廃止に伴い、指紋認証機能も無くなりました。
代わりにフロントカメラによる顔認証機能「Face ID」を備えています。
指紋の代わりに自分の顔で認証するもので、目を開いて画面を見なければいけませんから、寝ている間にロックを解除されてしまう心配はありません。
また、サングラスやマスクをしていても解除出来るという話も漏れ伝わってきています。
Appleでは初めて採用された技術なので、未知数な部分はありますが、ひとまず実用上は問題なさそうです。
ひとつ弊害があるとすれば、ホームボタンのダブルタップによる「簡易アクセス」が使えなくなってしまう事です。
縦長の画面を持つiPhone Xですので、上端に親指が届かない事は容易に想像が出来ます。
一応「ホームボタン以外での簡易アクセス機能」が用意されそうですが、詳細は、はっきりしていません。
まとめ
iPhone 8が、今までのiPhoneの正常進化版であるのに対し、iPhone Xはまったく新しいiPhoneになっています。
とくにホームボタンの廃止は操作性に大きく影響する事でしょう。
iPhone 6sからiPhone 7になったときに、イヤフォン端子が無くなりましたが、それ以上の影響がある事は容易に想像がつきます。
それでも筆者は、買い換えるならiPhone Xかなと思います。
iPhone 6sでも実用上これと言った不満はありませんので、iPhone 8は買わなくても良いかなぁ、という印象です。
iPhone 7ユーザーならなおさらでしょう。
iPhone Xの発売直後はなかなか入手が難しいでしょうから、ある程度使用者の情報が出揃ったところで、検討するのが良いでしょう。
また、iPhone Xは保護ケースとの相性があまり良くなさそうなデザインをしていますから、保護の為にはガラス系のコーティングも視野に入れると良いでしょう。
硬度が8Hや9Hと謳っているものであれば、ある程度の強度が期待できると思います。
iPhone Xの発売は2017年11月3日の予定です。
(出典:https://japan.cnet.com/docchi/35107188/)
担当:鬼山
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